いたはる

重要
現代仮名遣い:いたわる / 読み:イタワル
動詞ラ行四段活用
動詞 頻出 多義

大切に世話をする/病気になる/骨を折る・苦労する

📖 意味

  1. 1
    大切に世話をする、養う、いたわる、大事にする 中心義。心を配って世話をする。
  2. 2
    病気になる、患う、養生する 身体を病む/病を治すために養生するさま。
  3. 3
    骨を折る、苦労する、精を出す 労力を尽くすさま。

📜 出典・例文

年ごろいたはる子を、失ひぬ。

長年大切に世話をしてきた子を、亡くしてしまった。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『労わる(優しくする)』に近い《世話をする・大切にする》のほか、古文では《病気になる・養生する》が重要(『いたはりて起きも上がらず』=病んで)。《骨を折る・苦労する》の意もある。対象・文脈で訳し分ける。

🧠 覚え方・ゴロ

「労(いた)はる」=いたわり世話をする/自分が“痛(いた)む”=病む。

🏛 語源・成り立ち

『痛し(いたし)』と同根で、心身に痛みを感じる意から、いたわり世話をする・病む・骨を折るへと広がった。

🔗 関連語・対義語

やしなふ養う・世話をする なやむ病気で苦しむ・思い悩む

❓ よくある質問

Q. 「いたはる」が『病気になる』意になるのはなぜですか?

『痛し』と同根で、身体に痛みを感じる→病む、という連想からです。『いたはりて』が『病んで』の意になる例が頻出します。

Q. 現代語『労わる』と同じですか?

『大切に世話をする』の意は共通しますが、古文では『病気になる・骨を折る』の意もある点が異なります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「いたはりて起きも上がらず」の「いたはる」の意味は?
A 世話をして    B 病気になって    C 急いで    D 喜んで
Q2. 「いたはる」の意味として最適でないものは?
A 大切に世話をする    B 病気になる    C 骨を折る    D 大声で騒ぐ
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