いたく

標準
現代仮名遣い:いたく / 読み:イタク
副詞(甚く・形容詞「いたし」の連用形)
副詞 頻出 程度 打消で反転

ひどく・たいそう・非常に/(打消を伴い)それほど(〜ない)

📖 意味

  1. 1
    ひどく、たいそう、非常に、はなはだしく 中心義。程度を強めて『非常に〜だ』。下の語を強める。
  2. 2
    (打消を伴い)それほど、たいして、さほど(〜ない) 『いたく〜ず/いたくは〜ず=それほど〜ない』。

📜 出典・例文

いたく心細くて、泣きぬ。

ひどく心細くて、泣いた。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

形容詞『いたし(甚だしい)』の連用形。肯定文では《ひどく・たいそう・非常に》と下の語を強める。打消を伴うと《それほど・たいして・さほど(〜ない)》と部分否定になる(『いたくは〜ず』)。下に打消があるかで訳が変わる点に注意。『いと』とも近い程度副詞。

🧠 覚え方・ゴロ

「甚(いた)く」=ひどく・たいそう。打消と組めば“それほど〜ない”。

🏛 語源・成り立ち

形容詞『いたし(甚だしい・程度が激しい)』の連用形が副詞的に用いられ、程度の強調、打消と結んで部分否定を表す。

🔗 関連語・対義語

いとたいそう・非常に/(打消)それほど〜ない いみじ程度がはなはだしい・すばらしい・ひどい

❓ よくある質問

Q. 「いたく」はどう訳しますか?

肯定文では『ひどく・たいそう・非常に』、打消を伴えば『それほど・たいして(〜ない)』です。下に打消があるかで判断します。

Q. 「いと」との違いは?

どちらも程度を強める副詞で近い意味です。『いと』も打消と結ぶと『それほど〜ない』になります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「いたく心細し」の「いたく」の意味は?
A ひどく・たいそう    B 少しも    C 決して    D そのまま
Q2. 「いたくは〜ず」の「いたく」の意味は?
A それほど(〜ない)    B 非常に    C 決して    D かえって
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