いそ

標準
現代仮名遣い:いそ / 読み:イソ
名詞
名詞 自然 和歌

磯・岩の多い海辺(波の打ち寄せる岩浜)

📖 意味

  1. 1
    磯・岩の多い海辺・岩浜・波打ちぎわの岩 «中心義»波が打ち寄せる岩の海岸。現代語に残る。

📜 出典・例文

淡路島(あはぢしま)通ふ千鳥の鳴く声に、幾夜(いくよ)寝覚めぬ須磨(すま)の関守。

淡路島との間を通って(飛び交って)鳴く千鳥の声に、幾晩目を覚ましたことだろうか、須磨の関守は。

──『金葉和歌集(百人一首)』
いそに波荒く、海人(あま)の小舟(をぶね)も見えず。

磯に波が荒く(打ち寄せて)、漁師の小舟も見えない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「磯」は波の打ち寄せる岩の海辺。和歌では「波」「千鳥」「海人(あま=漁師)」「藻塩(もしほ)」とともに、荒々しく寂しい海辺・流離の情景として詠まれる。須磨・明石など海辺の歌枕と結びつく。「はま(浜=砂浜)」とは、岩か砂かで区別する。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

波打つ岩の海辺「磯(いそ)」(砂浜は「はま」)。

🏛 語源・成り立ち

「磯(いそ)」。波が打ち寄せる岩の多い海岸。

🔗 関連語・対義語

なみ はま浜・砂浜

❓ よくある質問

Q. 「いそ(磯)」と「はま(浜)」の違いは?

「いそ(磯)」は岩の多い海辺・岩浜、「はま(浜)」は砂浜のことです。どちらも海辺ですが、岩か砂かで区別されます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「いそに波荒く」の「いそ」の意味は?
A 砂浜    B 岩の多い海辺    C 港    D 島
Q2. 「いそ」とともに詠まれることが多いのは?
A 波・千鳥・海人    B 松風・鶯    C 紅葉・鹿    D 雪・霜
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