いむ

重要
現代仮名遣い:いむ / 読み:イム
動詞マ行四段
仏教・神事 頻出 忌み

けがれを避けて慎む・忌み嫌う

📖 意味

  1. 1
    けがれ・不吉を避けて慎む 神事・喪などで身を清め、行動を控える
  2. 2
    忌み嫌う・避ける 縁起の悪いものとして遠ざける

📜 出典・例文

その日は物いみして、こもりをり。

その日は物忌みをして、(家に)籠っている。

──『例文』
死のけがれをいむ。

死のけがれを忌み避ける。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『けがれを避けて慎む』が核。名詞「物忌み(ものいみ)」は、凶事を避けて一定期間家に籠り身を慎むこと。信仰・迷信に基づく当時の生活習慣を背景に頻出する。

🧠 覚え方・ゴロ

「“忌(い)む”=嫌(いや)で避ける・慎む」と、忌避のイメージで暗記。

🏛 語源・成り立ち

「忌(い)む」は、神聖・不浄にふれぬよう身を慎むこと。そこから『避ける・嫌う』の意も生じた。

🔗 関連語・対義語

ものいみ物忌み・慎んで籠ること けがるけがれる

❓ よくある質問

Q. 「物忌み」とは何?

凶事やけがれを避けるため、一定期間、家に籠って身を慎むことです。方違へなどとともに、平安貴族の生活を規定した習慣で、物語に頻出します。

Q. 現代語の「嫌う」と同じ?

『避ける・嫌う』の意は近いですが、古文では信仰的に『けがれを避けて慎む』という宗教的側面が中心である点に注意しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「物いみす」の意味は?
A けがれを避けて家に籠り慎む    B 盛大に祝う    C 旅に出る    D 客をもてなす
Q2. 「いむ」の背景にある考え方は?
A けがれ・不吉を避ける信仰    B 戦の作法    C 和歌の技法    D 官職の制度
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