いますがり

重要
現代仮名遣い:いますがり / 読み:イマスガリ
動詞ラ行変格(尊敬)
敬語 尊敬語 頻出

いらっしゃる・おありになる(「あり」の尊敬)

📖 意味

  1. 1
    いらっしゃる・おありになる 「あり・をり」の尊敬語。存在を高めて言う
  2. 2
    おいでになる 貴人がその場に在ることを敬っていう

📜 出典・例文

昔、男いますがりけり。

昔、(ある)男がいらっしゃった。

──『例文』
みかどいますがる殿。

帝がいらっしゃる御殿。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「あり・をり」の尊敬語で『いらっしゃる』。ラ変型で「いますがり/いますかり/います」と揺れる。主語が貴人であることが手がかり。存在をうやまう点で「おはす」と同類。

🧠 覚え方・ゴロ

「“今(いま)す・がり”=今そこにいらっしゃる」と、今いる=存在の尊敬で覚える。

🏛 語源・成り立ち

動詞「います(在す)」に接尾辞が付いた形。存在を表す「あり」を敬った尊敬語として用いられた。

🔗 関連語・対義語

おはすいらっしゃる(尊敬) おはしますいらっしゃる(さらに高い尊敬)

❓ よくある質問

Q. 「います」「いますがり」は同じ?

同系の尊敬語で、いずれも『いらっしゃる』の意です。ラ変型で語形に揺れがありますが、意味・用法は共通です。

Q. 「おはす」とどう違う?

どちらも『あり・をり』の尊敬語で『いらっしゃる』。ほぼ同義ですが、「いますがり」はやや古風・和歌的な語感があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「昔、男いますがりけり」の意味は?
A 昔、ある男がいらっしゃった    B 昔、男が去っていった    C 昔、男が現れなかった    D 昔、男が眠っていた
Q2. 「いますがり」は何の敬語?
A 「あり・をり」の尊敬語    B 「言ふ」の謙譲語    C 「行く」の丁寧語    D 「見る」の尊敬語
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