いはふ

標準
現代仮名遣い:いわう / 読み:イワウ
動詞・ハ行四段活用
儀礼 信仰

祝う・神をまつる・身を慎む

📖 意味

  1. 1
    祝う・ことほぐ・めでたく思う 現代語に残る意。
  2. 2
    神をまつる・神に祈る・加護を願う 「斎ふ」。神事を行う。
  3. 3
    (けがれを避けて)身を慎む・物忌みする・大切にする 清らかに保って神意にかなうよう慎む。

📜 出典・例文

神をいはひて、道の平安を祈る。

神をまつって、道中の無事を祈る。

──『例文』
斎(い)み慎みて、身をいはふ。

けがれを避け慎んで、身を清く保つ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「斎(い)む(けがれを避けて慎む)」と同根で、もとは「神聖に保って神をまつる」意。そこから「祝う」「身を慎む」へ広がった。現代語の「祝う」だけで訳すと宗教的な文脈を取り違えることがある。

🧠 覚え方・ゴロ

「斎(い)む」心で神を——いはふ=祝う・神をまつる・身を慎む。

🏛 語源・成り立ち

「斎(い)む」(けがれを避ける)と同根。神聖を保って神をまつる意から、「祝う」「慎む」へ。

🔗 関連語・対義語

ことほぐ言葉で祝福する いむけがれを避けて慎む・避ける

❓ よくある質問

Q. 「いはふ」に「身を慎む」の意味があるのはなぜ?

「斎(い)む(けがれを避けて慎む)」と同根だからです。神をまつるために身を清く保って慎むことから、「祝う」意と「慎む」意の両方を持ちます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「神をいはひて、道の平安を祈る」の「いはひ」の意味は?
A 神を疑って    B 神をまつって    C 神を恐れて    D 神を忘れて
Q2. 「いはふ」と同根の動詞は?
A いむ(斎む)    B いる(射る)    C いふ(言ふ)    D いづ(出づ)
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