ほのぼの

標準
現代仮名遣い:ほのぼの / 読み:ホノボノ
副詞
情景語 和歌 明け方

ほんのりと・かすかに(明るくなるさま)

📖 意味

  1. 1
    ほんのりと・かすかに(明るくなるさま) 夜明けに空がうっすら明るむようす
  2. 2
    ぼんやりと・かすかに(見えるさま) 遠くにうすく見えるようす

📜 出典・例文

ほのぼのと明石の浦の朝霧に。

ほんのりと明けてゆく明石の浦の朝霧の中に。

──『例文』
ほのぼのと人影の見ゆ。

ぼんやりと人影が見える。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「ほの(かすかに)」を重ねた語で『ほんのり・かすかに』。夜明けに空がうすく明るむさまに多く用いる。古今集の「ほのぼのと明石の浦の朝霧に…」の歌が特に有名。

🧠 覚え方・ゴロ

「“ほの”を重ねて“ほのぼの”=ほんのり」と、ほのか+ほのかで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「ほの(かすか)」を重ねた畳語。かすかさ・ほんのりしたさまを強めて表す。

🔗 関連語・対義語

ほのかなりかすかだ・ぼんやりしている あけぼのほのぼのと明けるころ

❓ よくある質問

Q. 有名な用例は?

古今和歌集の『ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れゆく舟をしぞ思ふ』が特に有名で、夜明けの情景を美しく描いています。

Q. 「ほのか」とどう違う?

意味の核(かすか・ほんのり)は同じですが、「ほのぼの」は畳語で副詞的に用い、特に夜明けの明るみを表す場面に多いです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ほのぼのと明く」の意味は?
A ほんのりと(空が)明けてゆく    B 急に明るくなる    C 真っ暗になる    D 雷が鳴る
Q2. 「ほのぼの」の成り立ちは?
A 「ほの(かすか)」を重ねた語    B 「ほのお(炎)」から    C 「ほまれ(誉れ)」から    D 「ほし(星)」から
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