ひたすら

標準
現代仮名遣い:ひたすら / 読み:ヒタスラ
副詞/形容動詞ナリ活用
副詞 頻出 程度

いちずに・ただただ・まったく

📖 意味

  1. 1
    いちずに・ただ一筋に 他をかえりみず、そのことだけに専心するさま
  2. 2
    (打消を伴い)まったく・全然(〜ない) 「ひたすら〜打消」で全否定を強める

📜 出典・例文

ひたすら仏を頼みたてまつる。

いちずに仏をお頼み申し上げる。

──『例文』
ひたすら世を思ひ捨てず。

まったく世を思い捨てない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

肯定文では『いちずに』、打消と呼応すれば『まったく(〜ない)』。「ひた(一途に・すっかり)」+「すら」で、程度が徹底しているさまを表すと押さえる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“ひた”走る=わき目もふらず=いちずに」と、ひた走りのイメージで暗記。

🏛 語源・成り立ち

接頭語「ひた(ひたむき・すっかり)」+「すら」で、そのことに徹するさま。打消と結び全否定の強調にもなった。

🔗 関連語・対義語

ひとへにいちずに・ただただ もはらもっぱら・いちずに

❓ よくある質問

Q. 「ひたすら〜ず」はどう訳す?

『まったく〜ない・全然〜ない』と全否定を強めて訳します。打消の語とセットで判断しましょう。

Q. 現代語の「ひたすら」とほぼ同じ?

『いちずに』の意は共通です。ただし古文では打消と呼応して『まったく(〜ない)』となる用法がある点に注意しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ひたすら世を思ひ捨てず」の意味は?
A まったく世を捨てない    B いちずに世を捨てる    C ときどき世を捨てる    D しぶしぶ世を捨てる
Q2. 「ひたすら」が『まったく』になる条件は?
A 下に打消の語があるとき    B 会話文のとき    C 主語が仏のとき    D 係助詞があるとき
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