ひさし

標準
現代仮名遣い:ひさし / 読み:ヒサシ
形容詞・シク活用
時間

(時間が)長い・久しい・時が経つ

📖 意味

  1. 1
    (時間が)長い・久しい・長い時間だ 時が長く続くさま。
  2. 2
    (副詞的に)長い間・久しく 「ひさしく」で「長い間」。

📜 出典・例文

ひさしく訪はぬ間に、宿は荒れにけり。

長い間訪ねないうちに、住まいは荒れてしまった。

──『例文』
会はぬ日のひさしくなりて、恋しさまさる。

会わない日が長くなって、恋しさがつのる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

時間の長さを表す基本語。「ひさしく」=「長い間」の副詞用法が頻出。「ひさかた(久方)の」は「光・空・月・天」などにかかる枕詞で、別に押さえておくとよい。

🧠 覚え方・ゴロ

時間が「久(ひさ)し」——ひさし=長い・久しい。

🏛 語源・成り立ち

「久(ひさ)し」。時が長く経過するさまを表す。

🔗 関連語・対義語

としごろ長年・数年来 ほど時間・程度・ころ

❓ よくある質問

Q. 「ひさかたの」とは?

「久方の」は「光・天・空・月・雲」などにかかる枕詞で、「ひさし(久し)」とは用法が異なります。あわせて覚えておくとよいでしょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ひさしく訪はぬ間に」の「ひさしく」の意味は?
A こっそりと    B 長い間    C 急に    D 何度も
Q2. 「ひさし」が表すのは?
A 距離の長さ    B 時間の長さ    C 身分の高さ    D 音の大きさ
← 古文・古典合格メニューへもどる