はる

標準
現代仮名遣い:はる / 読み:ハル
動詞ラ行下二段
情景語 和歌 心情

(空・心・疑いが)晴れる・晴れやかになる

📖 意味

  1. 1
    (空が)晴れる 雲・霧が消えて明るくなる
  2. 2
    (心が)晴れやかになる・気が晴れる 憂いがなくなって気分がよくなる
  3. 3
    (疑い・恨みが)解ける わだかまりがなくなる

📜 出典・例文

霧はれて、遠山あらはる。

霧が晴れて、遠くの山が現れる。

──『例文』
つもる恨みもはれぬ。

積もった恨みも解けてしまった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『空が晴れる』が基本で、『心が晴れやかになる』『疑い・恨みが解ける』意にも。曇る「くもる」の対義。ラ行下二段活用。名詞「晴れ」は『晴れの場(公の晴れがましい場)』の意にもなり、「褻(け)=日常」の対をなす。

🧠 覚え方・ゴロ

「“晴(は)る”=空が晴れる・心が晴れる」と、晴で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「はる」は、雲・霧が消えて明るくなる意。心のわだかまりが消える・疑いが解ける意にも広がった。

🔗 関連語・対義語

くもる曇る・晴れない はれ晴れ・晴れがましい公の場

❓ よくある質問

Q. 『疑ひはる』はどう訳す?

『疑い(や恨み)が解ける・晴れる』と訳します。心のわだかまりや疑念がなくなることを表します。空が晴れるイメージを心に重ねた用法です。

Q. 名詞「晴れ」の特別な意味は?

『晴れの場=公の晴れがましい場・改まった場』の意になります。日常を表す『褻(け)』と対をなし、ハレとケの区別として知られます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つもる恨みもはれぬ」の意味は?
A 積もった恨みも解けた    B 恨みが増した    C 恨みを隠した    D 恨みを忘れた
Q2. 「はる(晴る)」の対義の語は?
A くもる(曇る)    B ふる(降る)    C てる(照る)    D さす(差す)
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