がな

標準
現代仮名遣い:がな / 読み:ガナ
終助詞
助詞

〜があればなあ・〜がほしい・〜だといいなあ(願望)

📖 意味

  1. 1
    〜があればなあ・〜がほしい・〜だといいなあ(願望) «中心義»体言などに付き、そうあってほしいと望む。「世の中にさらぬ別れのなくもがな(避けられない死別がなければなあ)」。

📜 出典・例文

世の中にさらぬ別れのなくもがな、千代(ちよ)もと祈る人の子のため。

世の中に、避けられない別れ(死別)がなければなあ。千年も(生きて)と祈る、親を思う子のために。

──『古今和歌集(伊勢物語)』
たのもしき人もがな。

頼りになる人がいればなあ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

体言などに付いて「〜があればなあ・〜がほしい」という願望を表す終助詞。多くは「もがな」の形で用いる(「〜もがな」)。実現の難しいことを望む気持ちを表し、和歌に多い。「なむ・ばや」が動詞に付く願望なのに対し、「がな・もがな」は主に体言に付く。

🧠 覚え方・ゴロ

体言+(も)がな=〜があればなあ(願望)。

🏛 語源・成り立ち

終助詞「がな」。実現を望む気持ちを表す。「もがな」の形も。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「もがな」とは?

「〜があればなあ・〜だといいなあ」という願望を表す終助詞です。「がな」に係助詞「も」が付いた形で、「別れのなくもがな(別れがなければなあ)」のように用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「さらぬ別れのなくもがな」の「もがな」の意味は?
A 別れがある    B 別れがなければなあ    C 別れをしたい    D 別れてほしい
Q2. 「がな」が主に付くのは?
A 体言(名詞)    B 動詞の未然形    C 形容詞の已然形    D 助動詞の連用形
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