ふと

標準
現代仮名遣い:ふと / 読み:フト
副詞
副詞 頻出 不意

不意に・思いがけず・さっと

📖 意味

  1. 1
    不意に・思いがけず 予期せず、ふいに
  2. 2
    さっと・すばやく・たやすく 動作が素早い、たやすいさま

📜 出典・例文

ふと立ち出でぬ。

不意に(さっと)出て行った。

──『例文』
ふと思ひ出づることあり。

ふと思い出すことがある。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『不意に・思いがけず』と『さっと・すばやく・たやすく』の意。予期せずある事態が起こるさま、また動作が素早いさまを表す。「ふと立つ(さっと立つ)」「ふと見る(ちらっと見る)」のように用いる。現代語「ふと」に通じる。

🧠 覚え方・ゴロ

「“ふと”=不意に・さっと」と、ふと=不意で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「ふと」は、不意に・すばやくのさまを表す副詞。予期せぬ動作・素早い動作を表す。

🔗 関連語・対義語

ゆくりなし突然だ・思いがけない とみに急に・すぐに

❓ よくある質問

Q. 『さっと』の意味もある?

はい。動作が素早い・たやすいさまを表す『さっと・すばやく』の意でも用います。『ふと立ち出づ(さっと出て行く)』のように使います。

Q. 現代語「ふと」と同じ?

『不意に・思いがけず』の意は現代語に通じます。古文ではさらに『さっと・すばやく』という動作の速さも表す点に注意しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ふと思ひ出づ」の意味は?
A ふと(不意に)思い出す    B 深く考えて思い出す    C 忘れる    D 思い出せない
Q2. 「ふと」の意味に含まれないものは?
A ゆっくりと    B 不意に    C さっと    D 思いがけず
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