ふるさと

重要
現代仮名遣い:ふるさと / 読み:フルサト
名詞
頻出 名詞 和歌

旧都・古なじみの土地・生まれ故郷

📖 意味

  1. 1
    昔の都・旧都・古い都 «要注意»かつて都だった土地(奈良・飛鳥など)。
  2. 2
    かつて住んだ土地・古なじみの所・以前いた場所 過去に縁のあった地。
  3. 3
    生まれ故郷・実家・郷里 現代語に残る意。

📜 出典・例文

人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける。

人の心は、さあどうだか分からないが、古なじみのこの里では、梅の花が昔と同じ香りで咲きにおっていることよ。

──『古今和歌集(百人一首)』
ふるさととなりにし奈良の都にも、色はかはらず花は咲きけり。

旧都となってしまった奈良の都にも、色は変わらず花は咲いたことだよ。

──『古今和歌集』

⚠️ 識別・注意点

現代語の「生まれ故郷」だけでなく、「昔の都・旧都」「以前住んだ土地・古なじみの所」の意が古文で頻出。「古(ふる)」+「里(さと)」で、「古くから縁のある土地」を広く指す。和歌で「旧都のさびれ」を詠む題材として重要。

🧠 覚え方・ゴロ

「古(ふる)」い「里(さと)」——ふるさと=旧都・古なじみの土地・故郷。

🏛 語源・成り立ち

「古(ふる)」+「里(さと)」。古くから縁のある土地の意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 古文の「ふるさと」は現代語と同じ?

「生まれ故郷」の意もありますが、古文では「昔の都・旧都」「かつて住んだ古なじみの土地」の意が頻出です。文脈で判断しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ふるさととなりにし奈良の都」の「ふるさと」の意味は?
A 生まれ故郷    B 旧都・昔の都    C 田舎の実家    D 遠い異国
Q2. 「ふるさと」の語源として正しいものは?
A 降る+里    B 古+里    C 震る+郷    D 経る+里
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