ちらす
標準現代仮名遣い:ちらす / 読み:チラス
動詞・サ行四段活用
散らす・散り散りにする/(噂を)言いふらす
📖 意味
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1
(花・葉などを)散らす・散り散りにする・まき散らす «中心義»«和歌»「風が花をちらす」。現代語に残る。
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2
(心・気を)散らす・そらす・気を紛らす 「心をちらす」。
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3
(噂・評判・名を)言いふらす・広める «要注意»「うき名をちらす(悪い評判を広める)」。
📜 出典・例文
春風の、花をちらして、庭を白くす。
訳春風が、花を散らして、庭を白くする。
うき名を世にちらして、いとほし。
訳つらい浮名(悪い評判)を世に広めて、気の毒だ。
⚠️ 識別・注意点
「(花・葉を)散らす」が中心で、「(心を)散らす」「(噂・名を)言いふらす・広める」の意も。自動詞「ちる(散る)」と対をなす。和歌では「風が花をちらす」が定番。「うき名をちらす(悪い評判を広める)」は要注意。「花を散らす」意の「さそふ」とも近い。現代語に残る。
🧠 覚え方・ゴロ
花も名も「散(ち)らす」——ちらす。
🏛 語源・成り立ち
自動詞「散(ち)る」+他動詞化の「す」。散り散りにさせる意。
🔗 関連語・対義語
❓ よくある質問
Q. 「うき名をちらす」はどう訳す?
「つらい浮名(男女関係などの悪い評判)を世に広める・言いふらす」と訳します。「ちらす」には、噂や評判をまき散らして広める意があります。
🧩 確認クイズ
Q1. 「春風の、花をちらして」の「ちらす」の意味は?
A 花を咲かせる B 花を散らす C 花を集める D 花を植える
A 花を咲かせる B 花を散らす C 花を集める D 花を植える
Q2. 「ちらす」に対応する自動詞は?
A ちる(散る) B つく C たつ D とる
A ちる(散る) B つく C たつ D とる