あざける

標準
現代仮名遣い:あざける / 読み:アザケル
動詞・ラ行四段活用
行動 感情語

あざ笑う・ばかにする/詩歌を吟じる

📖 意味

  1. 1
    あざ笑う・ばかにする・軽蔑する・嘲弄する «中心義»相手をばかにして笑う。現代語と同じ。
  2. 2
    (声を長く引いて)詩歌を吟じる・口ずさむ・朗詠する «要注意»古語独特の意。声を長くのばして詩歌をうたう。

📜 出典・例文

人の失敗(しくじり)を、声高にあざける。

人の失敗を、大声であざ笑う。

──『例文』
月に向かひて、詩をあざけり吟ず。

月に向かって、詩を声長く吟じる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「あざ笑う・ばかにする」が中心だが、古語には「声を長く引いて詩歌を吟じる・朗詠する」という一見無関係な意もある(「あざ」は声を長く引くさまとも)。文脈で判断。前者はマイナス、後者は風流な行為。

🧠 覚え方・ゴロ

相手を「嘲(あざけ)る」=あざ笑う/声長く詩を〈あざける〉=吟じる。

🏛 語源・成り立ち

「嘲(あざけ)る」。相手を軽んじて笑う意。また声を長く引いて詩歌を吟ずる意にも。

🔗 関連語・対義語

そしる悪く言う・非難する ずんず吟じる・口ずさむ

❓ よくある質問

Q. 「詩をあざける」はどう訳す?

「詩を(声を長く引いて)吟じる・朗詠する」と訳します。「あざける」には、嘲笑の意のほかに、詩歌を声長くうたう古語独特の意があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「人の失敗を、声高にあざける」の「あざける」の意味は?
A ほめる    B あざ笑う    C 助ける    D 隠す
Q2. 「あざける」の古語独特の意味は?
A 詩歌を吟じる    B 食事をする    C 眠る    D 旅をする
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