あてなり

重要
現代仮名遣い:あてなり / 読み:アテナリ
形容動詞ナリ活用
美的評価語 身分 頻出

身分が高い・上品で優雅だ

📖 意味

  1. 1
    身分が高い・高貴だ 血筋・地位が高いさま
  2. 2
    上品だ・優雅だ・気品がある 見た目や振る舞いが洗練されているさま

📜 出典・例文

あてなる人の御子なれば。

身分の高い人の御子であるので。

──『例文』
姿あてやかにうつくし。

姿が上品で美しい。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『身分が高い(貴)』と『上品・優雅だ』の二面。血筋の高さと、それにふさわしい品位の両方を表す。身分が低く粗末な「あやし」の対義語として押さえる。「あてやかなり」も同義。

🧠 覚え方・ゴロ

「“貴(あて)なり”=貴(とうと)くて上品」と、貴の字で高貴+上品を結ぶ。

🏛 語源・成り立ち

「貴(あて)」は身分の高さを表す語。地位の高さと、それに伴う上品・優雅さを表した。

🔗 関連語・対義語

あやし身分が低い・粗末だ なまめかし優美だ・上品で美しい

❓ よくある質問

Q. 「あてなり」は身分の話?美しさの話?

両方です。『身分が高い(貴)』と、それにふさわしい『上品・優雅だ』の意を併せ持ちます。文脈でどちらに重心があるか判断しましょう。

Q. 対義語は?

『身分が低い・粗末だ』意の「あやし(賤し)」が対になります。高貴/卑賤で対比して覚えましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「あてなる人」の意味は?
A 身分の高い人    B 身分の低い人    C 見知らぬ人    D 怒っている人
Q2. 「あてなり」の対義語は?
A あやし(身分が低い)    B うるはし(端正だ)    C きよら(気高く美しい)    D なまめかし(優美だ)
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