あたらし

重要
現代仮名遣い:あたらし / 読み:アタラシ
形容詞シク活用(可惜し)
頻出 現代語とのズレ注意 同音注意

惜しい・もったいない(すぐれたものが失われて)

📖 意味

  1. 1
    惜しい、もったいない、惜しむべきだ 中心義。すぐれた価値あるものが失われる・粗末に扱われるのが惜しいさま。
  2. 2
    (失うには)惜しいほど立派だ、すばらしい 惜しむ対象の価値の高さを言うこともある。

📜 出典・例文

あたら才を、いたづらになしはてつること。

惜しい才能を、むだにしてしまったことよ。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

最重要の落とし穴:古文で『新しい』の意は「あらたし」。「あたらし」は《惜しい・もったいない》。連体詞的な「あたら(=惜しくも・惜しむべき)」の形も頻出(例:あたら夜=惜しむべき夜)。

🧠 覚え方・ゴロ

「あたら(可惜)」=“あぁ足らぬ”ほど惜しい。“新しい”は『あらたし』と区別!

🏛 語源・成り立ち

動詞「あたらし(惜しむ・価値を認めて大切に思う)」から。すぐれたものを失うのを惜しむ気持ちが原義で、『新しい(あらたし)』とは別語。

🔗 関連語・対義語

あらたし新しい(古文の『新しい』はこちら) くちをし残念だ・惜しい

❓ よくある質問

Q. 古文の「あたらし」は『新しい』ではないのですか?

はい。『新しい』は「あらたし」です。「あたらし」は『惜しい・もったいない』の意なので混同に注意します。

Q. 「あたら夜」はどう訳しますか?

『(明けてしまうのが)惜しい夜』です。連体詞的な「あたら」は『惜しむべき〜』の意になります。

🧩 確認クイズ

Q1. 古文「あたらし」の意味は?
A 新しい    B 惜しい・もったいない    C 珍しい    D 親しい
Q2. 古文で『新しい』を表す語は?
A あたらし    B あらたし    C めづらし    D うるはし
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