ありし

標準
現代仮名遣い:ありし / 読み:アリシ
連体詞(動詞+助動詞)
連体詞 時間

以前の・かつての・生前の

📖 意味

  1. 1
    以前の・かつての・昔の・もとの «中心義»過去に存在した・以前の状態の。
  2. 2
    生前の・生きていたころの «頻出»亡き人について「ありし日(生前)」。

📜 出典・例文

ありし世の夢を、今も忘れず。

以前の(栄えていた)世の(夢のような)ことを、今も忘れない。

──『例文』
ありし日の面影、なほ目に浮かぶ。

生前の面影が、やはり目に浮かぶ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「あり」+過去の助動詞「き」の連体形で、「以前の・かつての」。亡き人について「ありし日(生前・在世のころ)」が頻出。「ありしにもあらず(以前とは違ってしまった)」で変化・衰えを表す。「ありつる(さっきの)」は近い過去。

🧠 覚え方・ゴロ

「あり」+過去「し」=以前の・かつての・生前の。

🏛 語源・成り立ち

動詞「あり」+過去の助動詞「き」の連体形「し」。過去に存在した意。

🔗 関連語・対義語

ありつるさきほどの・先ほどあった こしかた過去・来し方

❓ よくある質問

Q. 「ありし日」はどう訳す?

「生前・生きていたころ・以前の日」と訳します。特に亡くなった人について、その存命中を懐かしむ表現として頻出します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ありし日の面影、なほ目に浮かぶ」の「ありし」の意味は?
A 未来の    B 生前の・かつての    C 現在の    D 架空の
Q2. 「ありし」の「し」の文法的な説明は?
A 過去の助動詞「き」の連体形    B 強意の副助詞    C 形容詞の語尾    D 打消の助動詞
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