あれはつ

標準
現代仮名遣い:あれはてる / 読み:アレハツ
動詞・タ行下二段活用
自然 様子

すっかり荒れる・荒廃しきる

📖 意味

  1. 1
    すっかり荒れる・荒れ果てる・荒廃しきる «中心義»手入れされず完全に荒れる。現代語「荒れ果てる」に残る。

📜 出典・例文

主(あるじ)なき宿は、あれはてて草も茂れり。

主のいない家は、すっかり荒れ果てて草も茂っている。

──『例文』
昔の都、今はあれはてぬ。

昔の都は、今はすっかり荒れ果ててしまった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「荒る(荒れる)」+補助動詞「果つ(すっかり〜してしまう・〜しきる)」で、「すっかり荒れる」。「果つ」は動詞連用形に付いて「完全に〜する・〜しきる」の意を添える(泣き果つ・思ひ果つなど)。旧居・旧都の荒廃を詠む文脈で頻出。

🧠 覚え方・ゴロ

「荒(あ)れ」+「果(は)つ」=すっかり荒れる——あれはつ。

🏛 語源・成り立ち

「荒る」+補助動詞「果つ(すっかり〜する)」。完全に荒廃する意。

🔗 関連語・対義語

はつ終わる/(補助動詞)すっかり〜する さぶ古びる・荒れる・盛りが過ぎる

❓ よくある質問

Q. 「〜果つ」はどんな働き?

動詞の連用形に付く補助動詞で、「すっかり〜する・完全に〜してしまう・〜しきる」という意を添えます。「荒れ果つ(すっかり荒れる)」「思ひ果つ(すっかり思いつめる・あきらめる)」などです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「主なき宿は、あれはてて草も茂れり」の「あれはて」の意味は?
A 整えられて    B すっかり荒れて    C 新しくなって    D 明るくなって
Q2. 「あれはつ」の「はつ」の働きは?
A 打消    B すっかり〜する(完了・強調)    C 尊敬    D 使役
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