あらし

標準
現代仮名遣い:あらし / 読み:アラシ
名詞
自然 和歌 掛詞

山からの激しい風・嵐

📖 意味

  1. 1
    山から吹きおろす激しい風 「山+風」で『嵐』。木の葉・花を散らす
  2. 2
    荒れ狂う風雨 現代語に近い『あらし』の意

📜 出典・例文

山おろしのあらしに紅葉散る。

山から吹きおろす嵐に紅葉が散る。

──『例文』
あらしぞ吹きて花を散らす。

嵐が吹いて花を散らす。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

漢字「嵐」は『山+風』で、山から吹きおろす強風が原義。花・紅葉を散らす景物として詠まれる。和歌では動詞「荒らし」と同音で掛詞になり、荒涼感を添える。

🧠 覚え方・ゴロ

「“山(やま)”+“風(かぜ)”=嵐=山風」と、漢字の組み立てで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「あらし」は荒々しい風の意。漢字「嵐」は『山+風』で、山からの強風を表す国訓に通じる。

🔗 関連語・対義語

やまおろし山から吹きおろす風 こがらし木枯らし・晩秋の冷たい風

❓ よくある質問

Q. 現代語の「嵐」と同じ?

『激しい風雨』の意は近いですが、古文では特に『山から吹きおろす強い風』を指すことが多く、花や紅葉を散らす景物として詠まれます。

Q. 掛詞になるのはなぜ?

名詞「あらし(嵐)」と動詞「荒らし(荒れさせる)」が同音のため、風景の荒々しさと心の荒れを重ねて表現できるからです。

🧩 確認クイズ

Q1. 漢字「嵐」の成り立ちは?
A 山+風    B 雨+雲    C 木+風    D 水+田
Q2. 「あらし」が和歌で果たす働きは?
A 花や紅葉を散らす景物    B 豊作を告げる印    C 戦勝の合図    D 夜明けの知らせ
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