あんず

重要
現代仮名遣い:あんず / 読み:アンズ
動詞・サ行変格活用
頻出 心情

心配する・思案する・考えめぐらす

📖 意味

  1. 1
    心配する・気にかける・案じる 先行きを気遣う。現代語に残る。
  2. 2
    あれこれ考える・思案する・思いめぐらす 「案ずるに」で「考えてみると」。
  3. 3
    工夫する・考え出す・案出する 策を練る。

📜 出典・例文

行く末を案じて、夜も寝られず。

将来を心配して、夜も眠れない。

──『例文』
案ずるに、この事たやすからず。

考えてみると、この事は簡単ではない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

サ変動詞(案+す)。「心配する」意と「思案する」意の両方があり、文脈で判断。「案ずるに(=考えてみると)」は評論的文脈で頻出。現代語「案じる・思案」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

「案(あん)」を「ず(す)」——あんず=心配する・思案する。

🏛 語源・成り立ち

漢語「案」+サ変「す」。物事を机上で考えめぐらす意から、「思案する」「心配する」へ。

🔗 関連語・対義語

おもんぱかる深く考える・配慮する うしろめたし気がかりだ・心配だ

❓ よくある質問

Q. 「案ずるに」はどう訳す?

「考えてみると・思うに」と訳します。論を進める際の前置きとして評論的な文章によく現れます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「行く末を案じて、夜も寝られず」の「案じ」の意味は?
A 喜んで    B 心配して    C 忘れて    D 急いで
Q2. 「あんず」の活用の種類は?
A ラ変    B サ変    C ナ変    D カ変
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