あま

重要
現代仮名遣い:あま / 読み:アマ
名詞
名詞 和歌 海・仏教

海人(漁をする人)/尼(出家した女性)

📖 意味

  1. 1
    海人・海女(海で漁をする人) 海辺で魚や海藻をとる人。「海人」
  2. 2
    尼(出家した女性) 髪を切り仏門に入った女性。「尼」

📜 出典・例文

あまの釣りする浦。

海人が釣りをする浦。

──『例文』
つひにあまになりたまひぬ。

とうとう尼におなりになった(出家なさった)。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『海人(漁をする人)』と『尼(出家した女性)』の同音異義。和歌では、海人の暮らす浦・塩焼く煙などが景物となり、また『あまの刈る藻』『海人の袖』などの序詞・縁語にも。女性の出家を『あま(尼)になる』と表す。文脈で海か仏門かを判断する。

🧠 覚え方・ゴロ

「“海人(あま)”=漁師/“尼(あま)”=出家した女性」と、同音二義で覚える。

🏛 語源・成り立ち

「あま」は、海で漁をする人(海人)の意。別に、出家した女性(尼)の意でも用いる同音の語。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 『海人』と『尼』どう見分ける?

海辺・漁・釣り・藻・塩などの語とともにあれば『海人(漁師)』、出家・剃髪・仏門の文脈なら『尼(出家した女性)』です。文脈で判断しましょう。

Q. 女性の出家をどう表す?

『あま(尼)になる』と表します。髪を切り仏門に入ることで、夫の死や世の無常を機に出家する女性が物語に描かれます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つひにあまになりたまひぬ」の意味は?
A とうとう尼になった(出家した)    B とうとう漁師になった    C とうとう亡くなった    D とうとう都へ帰った
Q2. 「あま」が『海人』の意味になる手がかりは?
A 海・漁・藻などの語がある    B 仏・出家の語がある    C 会話文である    D 係助詞がある
← 古文・古典合格メニューへもどる