あからさまなり

標準
現代仮名遣い:あからさまなり / 読み:アカラサマナリ
形容動詞ナリ活用
頻出 現代語とのズレ注意

ほんの少しの間・かりそめだ(一時的で軽い)

📖 意味

  1. 1
    ほんの少しの間だ、かりそめだ、一時的だ 中心義。長続きしない、その場限りのさま。
  2. 2
    (連用形『あからさまに』で)ついちょっと、少しの間 『あからさまに立ち出づ』=ちょっと外に出る、のように副詞的に使う。

📜 出典・例文

あからさまに立ち出でしほどに、日は暮れぬ。

ほんのちょっと外に出た間に、日は暮れてしまった。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『あからさま(露骨・明白)』で訳すと誤り。古文では《ほんの少しの間・かりそめ・一時的》。連用形『あからさまに(=ちょっと・少しの間)』の副詞的用法が頻出。

🧠 覚え方・ゴロ

「あからさま」=“ちょっと明かるく差す”ような、ほんの一瞬・かりそめ。露骨ではない!

🏛 語源・成り立ち

一瞬ぱっと現れてすぐ消えるさまを表したとされ、『その場限り・かりそめ』の意になった。『露骨だ』の意は近世以降の変化。

🔗 関連語・対義語

かりそめなり一時的だ・その場限りだ つかのまほんのわずかの間

❓ よくある質問

Q. 現代語『あからさま』と同じですか?

違います。古文では『ほんの少しの間・かりそめだ』が中心で、『露骨だ・明白だ』ではありません。

Q. 「あからさまに」はどう訳しますか?

『ちょっと・少しの間』という副詞的な意味です。

🧩 確認クイズ

Q1. 古文「あからさまなり」の意味は?
A 露骨だ    B ほんの少しの間だ・かりそめだ    C 立派だ    D 不吉だ
Q2. 「あからさまに立ち出づ」の「あからさまに」の意味は?
A はっきりと    B ちょっと・少しの間    C 堂々と    D こっそり
← 古文・古典合格メニューへもどる