英文法:must have / should have
このページの使い方
1
動画で見る
まず全体像をつかむ
›
2
解説で理解する
「なぜ」が分かる
›
3
クイズで定着
上のボタンから挑戦
英語漬け解説動画must have / should have を動画でサクッと理解する
▶
「must have+過去分詞」は過去の強い推量「〜したにちがいない」、「should have+過去分詞」は後悔・非難「〜すべきだった(のにしなかった)」を表します。どちらも〈助動詞+have+過去分詞〉の形で過去のことを語る表現です。
1全体像:〈助動詞+have+過去分詞〉で過去を語る
▼
have+過去分詞をつけると、助動詞が「過去のこと」に使える!must have=過去の推量「〜したにちがいない」、should have=過去への後悔「〜すべきだった」。形はどちらも〈助動詞+have+過去分詞〉で共通です。
must have + 過去分詞
推量
should have + 過去分詞
後悔
共通の形
have+過分
POINT
have は主語に関係なくいつも have(has や had にしない)。動詞は必ず過去分詞にします。「must have+過去分詞」「should have+過去分詞」というかたまりで覚えましょう。
have は主語に関係なくいつも have(has や had にしない)。動詞は必ず過去分詞にします。「must have+過去分詞」「should have+過去分詞」というかたまりで覚えましょう。
| 形 | 意味 |
|---|---|
must have + 過去分詞 | 〜したにちがいない(過去の強い推量) |
should have + 過去分詞 | 〜すべきだった(のにしなかった)(後悔・非難) |
2must have+過去分詞:推量「〜したにちがいない」
▼
目の前の証拠から「きっと〜したんだ」と確信するときに使う!ほぼ100%そうだと確信している過去の推量です。「〜だったにちがいない」と訳します。
証拠(地面がぬれている)
→
must have rained
→
結論(雨が降ったにちがいない)
→ It must have rained last night.(昨夜、雨が降ったにちがいない。)
POINT
現在についての推量は「must+動詞の原形(〜にちがいない)」。過去についての推量は「must have+過去分詞」にするだけです。
現在についての推量は「must+動詞の原形(〜にちがいない)」。過去についての推量は「must have+過去分詞」にするだけです。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| The ground is wet. It " must have " rained last night. | 地面がぬれている。昨夜、雨が降ったにちがいない。 |
| She " must have " been very tired. | 彼女はとても疲れていたにちがいない。 |
| He " must have " forgotten our meeting. | 彼は私たちの約束を忘れたにちがいない。 |
| You " must have " studied very hard. | あなたはとても一生懸命勉強したにちがいない。 |
| They " must have " already left. | 彼らはもう出発したにちがいない。 |
3should have+過去分詞:後悔・非難「〜すべきだった」
▼
「〜すべきだったのに、実際はしなかった」という後悔・非難!過去に「するのが正しかった」のに、現実にはやらなかった…という気持ちを表します。
現実:勉強しなかった
→
後悔
→
I should have studied harder.
→ もっと一生懸命勉強すべきだった(のにしなかった)。
POINT
「should have+過去分詞」=「実際にはそうしなかった」という事実が裏にあります。相手に向けて言うと「〜すべきだったのに(=しなかったね)」という非難・アドバイスにもなります。ought to have+過去分詞 もほぼ同じ意味です。
「should have+過去分詞」=「実際にはそうしなかった」という事実が裏にあります。相手に向けて言うと「〜すべきだったのに(=しなかったね)」という非難・アドバイスにもなります。ought to have+過去分詞 もほぼ同じ意味です。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| I " should have " studied harder. | もっと一生懸命勉強すべきだった。 |
| You " should have " told me the truth. | あなたは私に本当のことを言うべきだった。 |
| We " should have " booked the tickets earlier. | 私たちはもっと早くチケットを予約すべきだった。 |
| He " should have " apologized to her. | 彼は彼女に謝るべきだった。 |
| I " should have " listened to your advice. | あなたのアドバイスを聞いておくべきだった。 |
4否定文(〜したはずがない/〜すべきではなかった)
▼
否定は意味ごとに形が変わる!推量の否定「〜したはずがない」=can't have/couldn't have+過去分詞。後悔の否定「〜すべきではなかった」=shouldn't have+過去分詞。
She must have said that.
→
否定の推量
→
She can't have said that.
You should have said it.
→
否定の後悔
→
You shouldn't have said it.
POINT
「〜したはずがない」という強い否定の推量は、must not have ではなく can't have/couldn't have+過去分詞を使うのが基本です。「〜すべきではなかった(のにしてしまった)」は shouldn't have+過去分詞 です。
「〜したはずがない」という強い否定の推量は、must not have ではなく can't have/couldn't have+過去分詞を使うのが基本です。「〜すべきではなかった(のにしてしまった)」は shouldn't have+過去分詞 です。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| She " can't have " said such a thing. | 彼女がそんなことを言ったはずがない。 |
| He " can't have " finished it already. | 彼がもうそれを終わらせたはずがない。 |
| They " couldn't have " known the answer. | 彼らが答えを知っていたはずがない。 |
| You " shouldn't have " spent so much money. | そんなにお金を使うべきではなかった(のに使った)。 |
| I " shouldn't have " said that to him. | 彼にあんなことを言うべきではなかった。 |
5関連表現との違い(may/might have・could have)
▼
同じ〈have+過去分詞〉でも、助動詞で「確信度」が変わる!must have(ほぼ確信)→ may/might have(たぶん)→ can't have(ありえない)の順で推量の強さが変わります。
can't have
ありえない
ありえない
<
may/might have
たぶん
たぶん
<
must have
ほぼ確信
ほぼ確信
POINT
should have と could have は「実際はしなかった」ことを含みます。should have=「〜すべきだった」、could have=「(やろうと思えば)〜できたのに(しなかった)」という違いに注意しましょう。
should have と could have は「実際はしなかった」ことを含みます。should have=「〜すべきだった」、could have=「(やろうと思えば)〜できたのに(しなかった)」という違いに注意しましょう。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
must have + 過去分詞 | 〜したにちがいない(強い推量) |
may / might have + 過去分詞 | 〜したかもしれない(弱い推量) |
can't / couldn't have + 過去分詞 | 〜したはずがない(強い否定の推量) |
should have + 過去分詞 | 〜すべきだった(のにしなかった) |
could have + 過去分詞 | 〜できたのに(しなかった)/〜したかもしれない |
▶ 例文でニュアンスの違いを見る
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| He " may have " missed the train. | 彼は電車に乗り遅れたかもしれない。 |
| He " must have " missed the train. | 彼は電車に乗り遅れたにちがいない。 |
| I " could have " helped you. | 私はあなたを手伝えたのに(実際はしなかった)。 |
must have / should have の よくある質問(FAQ)
「must have + 過去分詞」は「〜しなければならなかった」という意味ですか?
いいえ。「must have + 過去分詞」は過去の強い推量「〜したにちがいない」の意味です。「〜しなければならなかった」という過去の義務を表したいときは had to を使います(例:I had to go.=私は行かなければならなかった)。
should have + 過去分詞 と ought to have + 過去分詞 は同じ意味ですか?
ほぼ同じで、どちらも「〜すべきだった(のに実際はしなかった)」という後悔・非難を表します。should have のほうが口語的でよく使われ、ought to have はやや硬い表現です。
「〜したはずがない」と言いたいときは must not have を使いますか?
「〜したはずがない」という強い否定の推量には、一般的に can't have / couldn't have + 過去分詞 を使います(例:She can't have said that.=彼女がそんなことを言ったはずがない)。must not have も使われますが、否定の推量では can't have のほうが自然です。
must have の後ろの動詞はどんな形にしますか?
必ず「過去分詞」にします。have の部分は主語が何であっても has や had に変えず、いつも have のままです。「must have + 過去分詞」「should have + 過去分詞」というかたまりで覚えましょう。
should have は会話でどう短縮されますか?
口語では should've と短縮され、「シュダヴ」のように聞こえます。発音が似ているため should of と書いてしまう間違いが多いですが、正しくは should have(should've)なので注意しましょう。
参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領