英文法:must have / should have

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must have / should have の解説動画

「must have+過去分詞」は過去の強い推量「〜したにちがいない」、「should have+過去分詞」は後悔・非難「〜すべきだった(のにしなかった)」を表します。どちらも〈助動詞+have+過去分詞〉の形で過去のことを語る表現です。

1全体像:〈助動詞+have+過去分詞〉で過去を語る

💡
have+過去分詞をつけると、助動詞が「過去のこと」に使える!must have=過去の推量「〜したにちがいない」、should have=過去への後悔「〜すべきだった」。形はどちらも〈助動詞+have+過去分詞〉で共通です。
must have + 過去分詞
推量
should have + 過去分詞
後悔
共通の形
have+過分
POINT
have は主語に関係なくいつも have(has や had にしない)。動詞は必ず過去分詞にします。「must have+過去分詞」「should have+過去分詞」というかたまりで覚えましょう。
意味
must have
+ 過去分詞
〜したにちがいない(過去の強い推量)
should have
+ 過去分詞
〜すべきだった(のにしなかった)(後悔・非難)

2must have+過去分詞:推量「〜したにちがいない」

🔎
目の前の証拠から「きっと〜したんだ」と確信するときに使う!ほぼ100%そうだと確信している過去の推量です。「〜だったにちがいない」と訳します。
証拠(地面がぬれている)
must have rained
結論(雨が降ったにちがいない)

→ It must have rained last night.(昨夜、雨が降ったにちがいない。)

POINT
現在についての推量は「must+動詞の原形(〜にちがいない)」。過去についての推量は「must have+過去分詞」にするだけです。
英語日本語
The ground is wet. It "
must have
" rained last night.
地面がぬれている。昨夜、雨が降ったにちがいない。
She "
must have
" been very tired.
彼女はとても疲れていたにちがいない。
He "
must have
" forgotten our meeting.
彼は私たちの約束を忘れたにちがいない。
You "
must have
" studied very hard.
あなたはとても一生懸命勉強したにちがいない。
They "
must have
" already left.
彼らはもう出発したにちがいない。

3should have+過去分詞:後悔・非難「〜すべきだった」

😢
「〜すべきだったのに、実際はしなかった」という後悔・非難!過去に「するのが正しかった」のに、現実にはやらなかった…という気持ちを表します。
現実:勉強しなかった
後悔
I should have studied harder.

→ もっと一生懸命勉強すべきだった(のにしなかった)。

POINT
「should have+過去分詞」=「実際にはそうしなかった」という事実が裏にあります。相手に向けて言うと「〜すべきだったのに(=しなかったね)」という非難・アドバイスにもなります。ought to have+過去分詞 もほぼ同じ意味です。
英語日本語
I "
should have
" studied harder.
もっと一生懸命勉強すべきだった。
You "
should have
" told me the truth.
あなたは私に本当のことを言うべきだった。
We "
should have
" booked the tickets earlier.
私たちはもっと早くチケットを予約すべきだった。
He "
should have
" apologized to her.
彼は彼女に謝るべきだった。
I "
should have
" listened to your advice.
あなたのアドバイスを聞いておくべきだった。

4否定文(〜したはずがない/〜すべきではなかった)

🚫
否定は意味ごとに形が変わる!推量の否定「〜したはずがない」=can't have/couldn't have+過去分詞。後悔の否定「〜すべきではなかった」=shouldn't have+過去分詞。
She must have said that.
否定の推量
She can't have said that.
You should have said it.
否定の後悔
You shouldn't have said it.
POINT
「〜したはずがない」という強い否定の推量は、must not have ではなく can't have/couldn't have+過去分詞を使うのが基本です。「〜すべきではなかった(のにしてしまった)」は shouldn't have+過去分詞 です。
英語日本語
She "
can't have
" said such a thing.
彼女がそんなことを言ったはずがない。
He "
can't have
" finished it already.
彼がもうそれを終わらせたはずがない。
They "
couldn't have
" known the answer.
彼らが答えを知っていたはずがない。
You "
shouldn't have
" spent so much money.
そんなにお金を使うべきではなかった(のに使った)。
I "
shouldn't have
" said that to him.
彼にあんなことを言うべきではなかった。

5関連表現との違い(may/might have・could have)

📊
同じ〈have+過去分詞〉でも、助動詞で「確信度」が変わる!must have(ほぼ確信)→ may/might have(たぶん)→ can't have(ありえない)の順で推量の強さが変わります。
can't have
ありえない
may/might have
たぶん
must have
ほぼ確信
POINT
should havecould have は「実際はしなかった」ことを含みます。should have=「〜すべきだった」、could have=「(やろうと思えば)〜できたのに(しなかった)」という違いに注意しましょう。
表現意味
must have
+ 過去分詞
〜したにちがいない(強い推量)
may / might have
+ 過去分詞
〜したかもしれない(弱い推量)
can't / couldn't have
+ 過去分詞
〜したはずがない(強い否定の推量)
should have
+ 過去分詞
〜すべきだった(のにしなかった)
could have
+ 過去分詞
〜できたのに(しなかった)/〜したかもしれない
▶ 例文でニュアンスの違いを見る
英語日本語
He "
may have
" missed the train.
彼は電車に乗り遅れたかもしれない。
He "
must have
" missed the train.
彼は電車に乗り遅れたにちがいない。
I "
could have
" helped you.
私はあなたを手伝えたのに(実際はしなかった)。

must have / should have の よくある質問(FAQ)

「must have + 過去分詞」は「〜しなければならなかった」という意味ですか?

いいえ。「must have + 過去分詞」は過去の強い推量「〜したにちがいない」の意味です。「〜しなければならなかった」という過去の義務を表したいときは had to を使います(例:I had to go.=私は行かなければならなかった)。

should have + 過去分詞 と ought to have + 過去分詞 は同じ意味ですか?

ほぼ同じで、どちらも「〜すべきだった(のに実際はしなかった)」という後悔・非難を表します。should have のほうが口語的でよく使われ、ought to have はやや硬い表現です。

「〜したはずがない」と言いたいときは must not have を使いますか?

「〜したはずがない」という強い否定の推量には、一般的に can't have / couldn't have + 過去分詞 を使います(例:She can't have said that.=彼女がそんなことを言ったはずがない)。must not have も使われますが、否定の推量では can't have のほうが自然です。

must have の後ろの動詞はどんな形にしますか?

必ず「過去分詞」にします。have の部分は主語が何であっても has や had に変えず、いつも have のままです。「must have + 過去分詞」「should have + 過去分詞」というかたまりで覚えましょう。

should have は会話でどう短縮されますか?

口語では should've と短縮され、「シュダヴ」のように聞こえます。発音が似ているため should of と書いてしまう間違いが多いですが、正しくは should have(should've)なので注意しましょう。

参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領

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