英文法:仮定法過去

問中 ( 正解:問|不正解:問 )
達成率
%


その他 文法一覧へ戻る リセット
このページの使い方
1
動画で見る
まず全体像をつかむ
2
解説で理解する
「なぜ」が分かる
3
クイズで定着
上のボタンから挑戦
英語漬け解説動画仮定法過去を動画でサクッと理解する
仮定法過去の解説動画

仮定法過去は「もし〜なら、…だろうに」と、今の事実とちがうことを想像して言う表現です。形は「If + 主語 + 動詞の過去形, 主語 + would(could / might)+ 動詞の原形」で、be動詞は主語に関係なく were を使います。

1仮定法過去の形と意味

🕰️
動詞を1つ「過去」にずらして、今のありえない想像を表す!過去形を使いますが、話しているのは「今」のことです。意味は「もし〜なら、…だろうに」。
If + 主語
動詞の過去形
, 主語 + would + 動詞の原形

→ If I had time, I would help you.(時間があれば、手伝ってあげるのに。)

POINT
if節は過去形主節は would + 動詞の原形。この2つがそろって仮定法過去になります。would のあとは必ず原形で、would helps とはしません。
英語日本語
If I "
had
" time, I "
would
" help you.
時間があれば、手伝ってあげるのに。
If I "
knew
" his address, I "
would
" write to him.
彼の住所を知っていれば、手紙を書くのに。
If she "
lived
" near here, we "
could
" meet every day.
彼女がこの近くに住んでいれば、毎日会えるのに。
If I "
were
" rich, I "
would
" travel around the world.
私がお金持ちなら、世界中を旅するのに。
If he "
had
" a car, he "
would
" drive to work.
彼が車を持っていれば、車で仕事に行くのに。

2If I were you(be動詞は were)

🙋
仮定法過去のbe動詞は、主語が何でも were!I でも He でも She でも It でも was ではなく were を使うのが目印です。
I(私)
you(あなた)

→ If I were you,(もし私があなたなら…)※現実にはありえない = だから were

POINT
「私があなたになる」ことは現実にはありえません。その「ありえなさ」の合図が were です。会話では If I was … も使われますが、テストでは were を選びましょう。
英語日本語
If I "
were
" you, I "
would
" say sorry.
もし私があなたなら、ごめんと言うのに。
If I "
were
" a bird, I "
could
" fly to you.
もし私が鳥なら、あなたのところへ飛んで行けるのに。
If he "
were
" here, he "
would
" help us.
もし彼がここにいれば、私たちを手伝ってくれるのに。
If she "
were
" free, she "
would
" join us.
もし彼女がひまなら、私たちに加わるのに。
If it "
were
" sunny, we "
would
" go on a picnic.
晴れていれば、ピクニックに行くのに。
▶ 「If I were you」で始まるアドバイス表現を見る
英語日本語
If I were you, I "
would
" take the train.
私があなたなら、電車に乗ります。
If I were you, I "
wouldn't
" say that.
私があなたなら、そんなことは言いません。
If I were you, I "
would
" ask the teacher.
私があなたなら、先生に聞きます。
If I were in your place, I "
would
" try again.
私があなたの立場なら、もう一度やってみます。

3事実の文(直説法)からの書きかえ

🔄
事実を「裏返して」過去形にすれば仮定法になる!現実が否定なら仮定法では肯定に、現実が肯定なら仮定法では否定になります。
事実:I am busy, so I can't go.
裏返して過去形
仮定:If I were not busy, I could go.
POINT
仮定法は「現実とは逆のこと」を想像する表現です。だから書きかえるときは、肯定⇄否定を入れかえてから、動詞を過去形にします。
英語日本語
I don't have a car.
→ If I "
had
" a car, I "
would
" drive to school.
私は車を持っていません。
→ 車があれば、学校まで運転していくのに。
I am busy.
→ If I "
were not
" busy, I "
would
" go with you.
私は忙しいです。
→ 忙しくなければ、あなたと一緒に行くのに。
He doesn't know her phone number.
→ If he "
knew
" her phone number, he "
would
" call her.
彼は彼女の電話番号を知りません。
→ 知っていれば、彼女に電話するのに。
It is raining now.
→ If it "
were not
" raining, we "
could
" play soccer.
今、雨が降っています。
→ 雨が降っていなければ、サッカーができるのに。
I can't speak French.
→ If I "
could
" speak French, I "
would
" live in Paris.
私はフランス語が話せません。
→ 話せたら、パリに住むのに。

4would / could / might の使い分け

🎛️
主節の助動詞を変えると、言いたいニュアンスが変わる!if節は同じでも、would・could・might のどれを使うかで意味がはっきり変わります。
〜するだろうに(意志・予想)
would
〜できるのに(可能)
could
〜かもしれないのに(推量)
might
POINT
どれを使っても、そのあとは必ず動詞の原形です(would buy / could buy / might buy)。would boughtcould buys とはしません。
英語日本語
If I "
had
" money, I "
would
" buy that bike.
お金があれば、あの自転車を買うのに。
If I "
had
" money, I "
could
" buy that bike.
お金があれば、あの自転車を買えるのに。
If I "
had
" money, I "
might
" buy that bike.
お金があれば、あの自転車を買うかもしれないのに。
If he "
were
" taller, he "
could
" be a basketball player.
彼がもっと背が高ければ、バスケットボール選手になれるのに。
If we "
left
" now, we "
might
" catch the last train.
今出発すれば、終電に間に合うかもしれないのに。

5I wish + 仮定法過去(〜ならいいのに)

I wish のあとも「過去形」!今はかなわない願いを「〜ならいいのに」と言う表現です。if は使いません。
現実:I don't have a car.
I wish + 過去形
I wish I had a car.
POINT
I wish のあとの be動詞も were を使います(I wish I were taller.)。「〜できたらいいのに」は I wish I could 〜 の形です。
英語日本語
I wish I "
had
" more time.
もっと時間があればいいのに。
I wish I "
could
" speak English well.
英語が上手に話せたらいいのに。
I wish I "
were
" taller.
私がもっと背が高ければいいのに。
I wish he "
were
" here.
彼がここにいればいいのに。
I wish it "
were
" Sunday today.
今日が日曜日ならいいのに。

6「条件のif」との違い

⚖️
if があっても仮定法とは限らない!実際に起こりそうな話なら、if節は現在形のまま(条件のif=直説法)です。
これから起こるかも(条件)
if + 現在形
今の事実に反する想像
if + 過去形
過去の事実に反する想像
if + 過去完了
POINT
「明日雨が降ったら」は実際に起こりうるので If it rains tomorrow, I will stay home. と現在形にします。未来のことでも、if節の中では will を使いません
英語日本語
If it "
rains
" tomorrow, I "
will
" stay home.
もし明日雨が降ったら、家にいます。(起こりうる=条件)
If I "
were
" a doctor, I "
would
" help sick people.
もし私が医者なら、病気の人を助けるのに。(ありえない=仮定法)
If you "
study
" hard, you "
will
" pass the test.
一生懸命勉強すれば、テストに合格します。(起こりうる=条件)
If you "
studied
" hard, you "
would
" pass the test.
(実際は勉強していないが)勉強すれば、テストに合格するのに。
If I "
had
" wings, I "
would
" fly to you.
もし翼があれば、あなたのところへ飛んで行くのに。(ありえない=仮定法)
▶ 「条件のif」と「仮定法のif」の見分け方を見る
種類if節主節
条件のif(起こりうる)
現在形
will + 原形
仮定法過去(今の事実に反する)
過去形(be動詞は were)
would / could / might + 原形
仮定法過去完了(過去の事実に反する)
had + 過去分詞
would have + 過去分詞

仮定法過去の よくある質問(FAQ)

「If I was you」と「If I were you」はどちらが正しいですか?

学校英語やテストでは were が正解です。仮定法過去では、主語が I / he / she / it のような単数でも be動詞は were を使います。日常会話では was が使われることもありますが、まずは「仮定法の be動詞は were」と覚えましょう。

「If it rains tomorrow」は仮定法過去ではないのですか?

仮定法過去ではありません。明日雨が降ることは実際に起こりうるので、if節は現在形(rains)のままにする「条件のif(直説法)」です。仮定法過去は「今の事実に反すること」を想像して言うときにだけ使います。

if節の中に will や would を入れてもよいですか?

基本的には入れません。「If I would have time」は誤りで、正しくは「If I had time」です。would / could / might は主節(コンマの後ろの文)で使い、if節の中は動詞の過去形だけにします。

過去のことを「もし〜だったら」と言いたいときはどうしますか?

仮定法過去完了を使います。形は「If + 主語 + had + 過去分詞, 主語 + would have + 過去分詞」です。例:If I had studied harder, I would have passed the test.(もっと一生懸命勉強していたら、テストに合格していたのに。)

I wish のあとが過去形になるのはなぜですか?

I wish は「今の現実とはちがうことを願う」表現だからです。仮定法過去と同じように、動詞を1つ過去にずらして「実際はそうではない」という気持ちを表します。例:I wish I had a car.(車があればいいのに=実際は持っていない。)

参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領

↑Topへ