英文法:時制の一致と例外
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英語漬け解説動画時制の一致と例外を動画でサクッと理解する
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時制の一致とは、主節の動詞が過去形になると、that節などの中の動詞も過去形にそろえるルールです。ただし不変の真理・歴史上の事実・仮定法などは例外で、時制を変えません。
1時制の一致の基本ルール
▼
主節が過去になったら、that節の中も過去にそろえる!「言った・思った・知っていた」が過去なら、その中身の動詞も1つ過去にずらすのが基本です。
He says that he is busy.
→
says を said に
→
He said that he was busy.
POINT
従属節の動詞は 現在形 → 過去形、現在完了形・過去形 → 過去完了形 の順に1つずらします。日本語訳では「忙しいと言った」のように、過去にずれた部分をわざわざ訳し変えないのがふつうです。
従属節の動詞は 現在形 → 過去形、現在完了形・過去形 → 過去完了形 の順に1つずらします。日本語訳では「忙しいと言った」のように、過去にずれた部分をわざわざ訳し変えないのがふつうです。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| He said that he " was " busy. | 彼は忙しいと言いました。 |
| I thought that she " would " come. | 私は彼女が来るだろうと思いました。 |
| She knew that I " could " swim. | 彼女は私が泳げることを知っていました。 |
| I didn't know where he " lived ". | 私は彼がどこに住んでいるのか知りませんでした。 |
| Tom said that he " wanted " a new bike. | トムは新しい自転車がほしいと言いました。 |
| He said that he " was going to " buy a car. | 彼は車を買うつもりだと言いました。 |
▶ 時制のずらし方 早見表を見る
| 主節が現在のとき | 主節が過去になると |
|---|---|
| is / am / are | was / were |
| play(現在形) | played(過去形) |
| played(過去形) | had played(過去完了形) |
| has / have played(現在完了形) | had played(過去完了形) |
| is playing(現在進行形) | was playing(過去進行形) |
2主節より「前」のことは過去完了にする
▼
「言った時よりさらに前」の内容は had + 過去分詞!過去形をもう1段階うしろにずらして、出来事の前後関係をはっきりさせます。
もっと前
had been sick
→
had been sick
過去
I thought
→
I thought
今
→ I thought that he had been sick.(私は彼が病気だったのだと思いました。)
POINT
I think that he was sick. の主節を過去にすると、was はさらに1つ前にずれて had been になります。「過去より前」を表す形は過去完了しかないので、それ以上はずれません。
I think that he was sick. の主節を過去にすると、was はさらに1つ前にずれて had been になります。「過去より前」を表す形は過去完了しかないので、それ以上はずれません。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| I thought that he " had been " sick. | 私は彼が病気だったのだと思いました。 |
| She said that she " had lost " her key. | 彼女はかぎをなくしてしまったと言いました。 |
| He told me that he " had finished " his homework. | 彼は宿題を終えてしまったと私に言いました。 |
| I found that someone " had broken " the window. | 私は誰かが窓を割ったことに気づきました。 |
| We didn't know that the train " had already left ". | 私たちはその電車がもう出発してしまったことを知りませんでした。 |
3助動詞の時制の一致
▼
助動詞にも「過去形」があるので、それに変える!will → would、can → could、may → might。この3つを覚えれば大部分に対応できます。
will(〜だろう)
would
can(〜できる)
could
may(〜かもしれない)
might
POINT
義務の must は had to に変えます(shall → should)。一方で should / ought to / used to / had better / would rather は、もともと形が固定されているので変化しません。
義務の must は had to に変えます(shall → should)。一方で should / ought to / used to / had better / would rather は、もともと形が固定されているので変化しません。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| I thought it " would " rain. | 私は雨が降るだろうと思いました。 |
| He said that he " could " drive a car. | 彼は車を運転できると言いました。 |
| She said that she " might " be late. | 彼女は遅れるかもしれないと言いました。 |
| He said that he " had to " go home. | 彼は家に帰らなければならないと言いました。 |
| He said that we " should " start early. | 彼は私たちが早く出発すべきだと言いました。 |
| I heard that he " used to " live in Osaka. | 私は彼が以前は大阪に住んでいたと聞きました。 |
4例外①:不変の真理・現在の習慣や状態
▼
「今も変わらないこと」は現在形のまま!科学的な事実・ことわざ・現在も続いている習慣や状態は、主節が過去でも時制をずらしません。
The earth goes around the sun.
⇄
過去にしない
⇄
He said that the earth goes around the sun.
POINT
「今も本当のこと」を過去形にすると、今はもう違うという意味になってしまいます。だから現在形のまま残すのです。現在の習慣・状態は過去形にしても現在形にしても正しい場合がありますが、「今も続いている」ことをはっきり示したいときは現在形にします。
「今も本当のこと」を過去形にすると、今はもう違うという意味になってしまいます。だから現在形のまま残すのです。現在の習慣・状態は過去形にしても現在形にしても正しい場合がありますが、「今も続いている」ことをはっきり示したいときは現在形にします。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| Our teacher said that the earth " goes " around the sun. | 先生は地球が太陽のまわりを回っていると言いました。 |
| He said that light " travels " faster than sound. | 彼は光が音より速く進むと言いました。 |
| My mother told me that honesty " is " the best policy. | 母は正直が最善の策だと私に言いました。 |
| He said that he " gets " up at six every morning. | 彼は毎朝6時に起きると言いました。 |
| She said that she " lives " in Kyoto. | 彼女は京都に住んでいると言いました。 |
5例外②:歴史上の事実はいつでも過去形
▼
歴史上のできごとは、過去完了にせず過去形のまま!「いつ起きたか」が決まっている事実は、他の時制と比べる必要がないからです。
歴史上の事実
=
いつでも過去形
→ We learned that World War II ended in 1945.(私たちは第二次世界大戦が1945年に終わったと習いました。)
POINT
in 1945 のような「年号」や歴史的なできごとが出てきたら、時制の一致を受けないサインです。had ended としないよう注意しましょう。
in 1945 のような「年号」や歴史的なできごとが出てきたら、時制の一致を受けないサインです。had ended としないよう注意しましょう。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| We learned that World War II " ended " in 1945. | 私たちは第二次世界大戦が1945年に終わったと習いました。 |
| He said that Columbus " reached " America in 1492. | 彼はコロンブスが1492年にアメリカに到達したと言いました。 |
| Our teacher told us that the Meiji Restoration " took " place in 1868. | 先生は明治維新が1868年に起こったと私たちに言いました。 |
| I didn't know that Edison " invented " the light bulb. | 私はエジソンが電球を発明したことを知りませんでした。 |
| The book said that the war " began " in 1914. | その本にはその戦争が1914年に始まったと書いてありました。 |
6例外③:仮定法・比較のas / than・形の変わらない助動詞
▼
もともと時制をずらせない表現は、そのまま置いておく!仮定法・比較のas / than・should / used to などは、時制の一致を受けません。
仮定法(if I were …)
そのまま
比較の as ~ / than ~
そのまま
should・used to など
そのまま
POINT
仮定法の過去形は「時」ではなく現実ではないという気持ちを表す形なので、これ以上ずらすと意味が変わってしまいます。比較の as / than の節も、比べる相手の時制は文の内容で決まるため、主節につられません。
仮定法の過去形は「時」ではなく現実ではないという気持ちを表す形なので、これ以上ずらすと意味が変わってしまいます。比較の as / than の節も、比べる相手の時制は文の内容で決まるため、主節につられません。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| He said that if he " had " money, he would buy the car. | 彼はもしお金があればその車を買うのにと言いました。 |
| She said that she wished she " were " a bird. | 彼女は鳥だったらいいのにと言いました。 |
| He studied harder than he " does " now. | 彼は今よりも一生懸命に勉強しました。 |
| She was as busy then as she " is " today. | 彼女はそのとき、今と同じくらい忙しかったです。 |
| I told him that he " had better " see a doctor. | 私は彼に医者に診てもらったほうがよいと言いました。 |
時制の一致と例外の よくある質問(FAQ)
主節が現在形のときも時制の一致は必要ですか?
必要ありません。主節が現在形・現在完了形・未来を表す形のときは、従属節は内容に合わせて自由に時制を選べます。時制の一致が問題になるのは、主節の動詞が過去形(または過去完了形)のときだけです。
「不変の真理」と「歴史上の事実」はどう見分けますか?
今も変わらず成り立つ内容(科学的事実・ことわざ・現在の習慣や状態)は現在形のまま、過去のある時点で起きて終わった出来事(年号のつく歴史的なできごとなど)は過去形のままにします。どちらも時制の一致を受けない点は同じで、残す形が現在形か過去形かという違いだけです。
must は時制の一致でどう変わりますか?
「〜しなければならない」という義務の意味の must は had to に変えるのが基本です。ただし「〜にちがいない」という推量の意味のときや、話し手が今もそう考えている場合は must のままにすることもあります。
会話では過去完了を使わずに過去形のままでもよいですか?
before や after など前後関係を示す語があるときや、順序が明らかなときは、過去完了の代わりに過去形が使われることがよくあります。ただし試験では、主節より前の内容には過去完了(had + 過去分詞)を使うのが原則です。
参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領