英文法:未来の仮定「if S should V」「if S were to V」
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英語漬け解説動画未来の仮定(should / were to)を動画でサクッと理解する
▶
未来の仮定は「起こる可能性」で形を変えます。可能性が低い「万一〜ならば」は if S should V、頭の中だけの想定「仮に〜するとしたら」は if S were to V を使い、if を省略すると Should / Were が主語の前に出る倒置になります。
1未来の仮定は「可能性の高さ」で3段階
▼
未来の if は「どのくらい起こりそうか」で形が決まる!ふつうに起こりうる → 現在形/可能性が低い(万一) → should/頭の中だけの想定(仮に) → were to、の3パターンです。
十分ありえる(ふつうの条件)
現在形
万一〜ならば(可能性は低い)
should
仮に〜するとしたら(想定)
were to
どれも「未来のこと」を言っていますが、話し手がその未来をどれくらい本気で起こりそうだと思っているかでことばを選び分けます。なお、if 節の中では未来のことでも will を使わないのが原則です。
POINT
if 節の中では will を使わない。「明日雨が降ったら」は If it will rain ではなく If it rains(ふつう)/If it should rain(万一)/If it were to rain(仮に)と表します。
if 節の中では will を使わない。「明日雨が降ったら」は If it will rain ではなく If it rains(ふつう)/If it should rain(万一)/If it were to rain(仮に)と表します。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| If it rains tomorrow, I will stay home. | 明日雨が降ったら、私は家にいます。 |
| If it should rain tomorrow, the game will be canceled. | 万一明日雨が降ったら、その試合は中止になります。 |
| If it were to rain tomorrow, the game would be canceled. | 仮に明日雨が降るとしたら、その試合は中止になるでしょう。 |
2if S should V「万一〜ならば」
▼
should は「万一」の合図!起こる可能性は低いけれど、実際に起こることもある未来に使います。「念のため言っておくと…」というニュアンスです。
If + S
→
should
→
動詞の原形
→ If you should change your mind, please call me.(万一気が変わったら、電話してください。)
POINT
should の後ろは必ず動詞の原形。主節は「これから実際に起こるかもしれない話」なので、will + 原形/命令文/please 〜 がよく使われます。日本語は「万一〜ならば」「もしも〜したら」と訳します。
should の後ろは必ず動詞の原形。主節は「これから実際に起こるかもしれない話」なので、will + 原形/命令文/please 〜 がよく使われます。日本語は「万一〜ならば」「もしも〜したら」と訳します。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| If you should need any help, call me. | 万一助けが必要になったら、私に電話してください。 |
| If he should come, tell him to wait here. | 万一彼が来たら、ここで待つように言ってください。 |
| If she should fail, she will try again. | 万一彼女が失敗しても、彼女はもう一度挑戦するでしょう。 |
| If anything should happen, let me know at once. | 万一何かあったら、すぐに知らせてください。 |
| If the train should be late, we would miss the concert. | 万一電車が遅れたら、私たちはコンサートに間に合わないでしょう。 |
3if S were to V「仮に〜するとしたら」
▼
were to は「頭の中だけの想定」!実現しそうにないこと・絶対に起こらないことでも、「仮に〜するとしたら」と自由に想像して話せます。
If + S
→
were to
→
動詞の原形
→ If I were to be born again, I would be a musician.(仮に生まれ変わるとしたら、私は音楽家になるでしょう。)
POINT
仮定法なので主語が I / he / she / it でも were を使います(was to も口語では見られますが、試験では were to)。主節は would / could / might + 動詞の原形が基本です。
仮定法なので主語が I / he / she / it でも were を使います(was to も口語では見られますが、試験では were to)。主節は would / could / might + 動詞の原形が基本です。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| If I were to live abroad, I would choose Canada. | 仮に海外に住むとしたら、私はカナダを選ぶでしょう。 |
| If the sun were to rise in the west, I would not change my mind. | 仮に太陽が西から昇るとしても、私は考えを変えないでしょう。 |
| If he were to hear the news, he might be shocked. | 仮に彼がその知らせを聞いたら、彼はショックを受けるかもしれません。 |
| If we were to start now, we could finish by noon. | 仮に今始めるとしたら、私たちは正午までに終えられるでしょう。 |
| If you were to win the lottery, what would you do? | 仮に宝くじに当たるとしたら、あなたは何をしますか。 |
4主節の形のちがい(ここが最重要)
▼
should は主節が自由、were to は would 系に固定!should は「これから起こるかも」なので will も命令文もOK。were to は完全な想像なので would / could / might を使います。
if S 現在形(ふつう)
will
if S should V(万一)
will/命令文
if S were to V(仮に)
would
POINT
should の文でも would を使うことはできます。その場合は「起こりそうにないけれど、もし起こったら…」という、より控えめな言い方になります。逆に were to の文で will や命令文は使いません。
should の文でも would を使うことはできます。その場合は「起こりそうにないけれど、もし起こったら…」という、より控えめな言い方になります。逆に were to の文で will や命令文は使いません。
▶ 3パターンの形と主節の早見表を見る
| if 節の形 | 意味 | 主節でよく使う形 |
|---|---|---|
if S + 現在形 | 〜すれば(ふつうの条件) | will + 原形 |
if S + should + 原形 | 万一〜ならば | will + 原形/命令文/would + 原形 |
if S + were to + 原形 | 仮に〜するとしたら | would / could / might + 原形 |
if S + 過去形(仮定法過去) | 今〜なら(現在の事実に反する) | would / could / might + 原形 |
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| If you should see him, give him this letter. | 万一彼に会ったら、この手紙を渡してください。 |
| If it should snow, the school will be closed. | 万一雪が降ったら、学校は休みになります。 |
| If she should refuse, we would have to ask someone else. | 万一彼女が断ったら、私たちは誰か他の人に頼まなければならないでしょう。 |
| If I were to say no, he would be angry. | 仮に私が断るとしたら、彼は怒るでしょう。 |
| If they were to move, they could live near the sea. | 仮に彼らが引っ越すとしたら、海の近くに住めるでしょう。 |
5if の省略と倒置(Should / Were が文頭へ)
▼
if を消したら should / were を主語の前に出す!疑問文と同じ語順になりますが、意味は「万一〜ならば」「仮に〜するとしたら」のままです。
If you should need help,
⇄
if を省略+倒置
⇄
Should you need help,
If I were to fail,
⇄
if を省略+倒置
⇄
Were I to fail,
POINT
were to の倒置では to + 動詞の原形は主語の後ろに残るのがポイントです(Were I to fail, …)。文頭が Should / Were で始まっていて「?」で終わっていなければ、疑問文ではなく仮定の文だと判断しましょう。書き言葉・フォーマルな場面でよく使われます。
were to の倒置では to + 動詞の原形は主語の後ろに残るのがポイントです(Were I to fail, …)。文頭が Should / Were で始まっていて「?」で終わっていなければ、疑問文ではなく仮定の文だと判断しましょう。書き言葉・フォーマルな場面でよく使われます。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
Should you have any questions, please contact us. | 万一ご質問がありましたら、私たちにご連絡ください。 |
Should it rain tomorrow, the trip will be put off. | 万一明日雨が降ったら、その旅行は延期されます。 |
Were I to be born again, I would study science. | 仮に生まれ変わるとしたら、私は科学を学ぶでしょう。 |
Were he to leave now, he could catch the train. | 仮に彼が今出発するとしたら、その電車に間に合うでしょう。 |
Were the news to be true, everyone would be surprised. | 仮にその知らせが本当だとしたら、みんな驚くでしょう。 |
6使い分けまとめ(仮定法過去との違い)
▼
should・were to は「未来」、仮定法過去は「今」!「今〜なら(現実と違う)」は if S 過去形。「これから万一/仮に〜するとしたら」は should・were to です。
if S should V
=
万一〜ならば(低い可能性)
if S were to V
=
仮に〜するとしたら(想定)
POINT
If I were rich, I would buy a car.(今お金持ちなら=現在の事実に反する)と、If I were to be rich, I would buy a car.(仮にこれからお金持ちになるとしたら)は時間のとらえ方が違うことに注意しましょう。
If I were rich, I would buy a car.(今お金持ちなら=現在の事実に反する)と、If I were to be rich, I would buy a car.(仮にこれからお金持ちになるとしたら)は時間のとらえ方が違うことに注意しましょう。
▶ 仮定法過去・should・were to の比較表を見る
| 形 | いつのこと | ニュアンス |
|---|---|---|
If S + 過去形 | 今のこと | 現在の事実に反する(ありえない) |
If S + should + 原形 | これからのこと | 可能性は低いが起こりうる |
If S + were to + 原形 | これからのこと | 頭の中で仮に想定する(実現性は問わない) |
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| If I were free now, I would go with you. | 今ひまなら、私はあなたと一緒に行くのですが。 |
| If I were to be free tomorrow, I would go with you. | 仮に明日ひまになるとしたら、私はあなたと一緒に行くでしょう。 |
| If I should be free tomorrow, I will go with you. | 万一明日ひまになったら、私はあなたと一緒に行きます。 |
| If you should change your mind, let me know. | 万一気が変わったら、私に知らせてください。 |
| If the world were to end tomorrow, what would you do? | 仮に明日世界が終わるとしたら、あなたは何をしますか。 |
未来の仮定の よくある質問(FAQ)
「if S should V」と「if S were to V」はどう違いますか?
should は「万一〜ならば」で、可能性は低いものの実際に起こりうることに使います。were to は「仮に〜するとしたら」で、話し手が頭の中で仮に設定した想定に使い、実現可能性がゼロに近いことにも使えます。主節も should は will や命令文が使えるのに対し、were to は would / could / might + 動詞の原形が基本です。
if S should V の主節は必ず would にしなければいけませんか?
いいえ。should を使う文は「起こるかもしれない未来」を表すため、主節には will + 動詞の原形、命令文、please を使った依頼などが使えます。would を使うこともでき、その場合はより実現性が低く控えめな響きになります。
were to は主語が I や he でも were を使うのですか?
はい。仮定法なので主語が I / he / she / it でも were を使い、If I were to ... / If he were to ... とするのが基本です。口語では was to が使われることもありますが、試験では were to で覚えましょう。
if を省略した「Should you ...」「Were I to ...」はどういう形ですか?
if を省略すると、should や were が主語の前に出る倒置が起こります。If you should need help → Should you need help、If I were to fail → Were I to fail のようになり、書き言葉やフォーマルな場面でよく使われます。
未来のことでも「if + 現在形」を使う場合はありますか?
あります。ふつうに起こりうる未来の条件は直説法で表し、if 節の中では will を使わず現在形にします(If it rains tomorrow, I will stay home.)。可能性が低いときは should、頭の中だけの想定には were to を使い分けます。
参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領