英文法:同格(that・of・コンマ)
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同格とは、名詞のすぐ後ろに「言いかえ」を置いて中身を説明する形です。the fact that ~(~という事実)の that、the city of Kyoto(京都という都市)の of、コンマ(, ~ ,)の3つの形があります。
1同格とは?(名詞の言いかえ)
▼
同格=「名詞のすぐ後ろで、その中身を言いかえる」形!前の名詞と後ろの説明が「=(イコール)」の関係になります。つなぎ方は that・of・コンマの3つだけです。
the fact ~(名詞+完全な文)
that
the city ~(名詞+名詞)
of
Mr. Brown, ~,(名詞+説明)
, ,
どの形も「
~という…
」と訳せるのが目印です。文の骨組み(主語・動詞)はそのままで、名詞に説明を足しているだけと考えましょう。
POINT
同格の部分は 取りはずしても文が成り立つ のが特徴です。The fact that he lied surprised me. → The fact surprised me. のように、前の名詞だけ残しても文になります。
同格の部分は 取りはずしても文が成り立つ のが特徴です。The fact that he lied surprised me. → The fact surprised me. のように、前の名詞だけ残しても文になります。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| the fact " that " he is honest | 彼が正直だという事実 |
| the city " of " Kyoto | 京都という都市 |
| Mr. Brown" , " our English teacher", " | 私たちの英語の先生であるブラウン先生 |
2同格のthat(~という…)
▼
「名詞 + that + 完全な文」で「~という…」!このthatは接続詞なので、後ろには主語も目的語もそろった文がきます。
the news(知らせ)
→
that
→
he won the prize(完全な文)
→ the news that he won the prize(彼が賞を取ったという知らせ)
POINT
同格のthatが使えるのは 「中身」を持てる名詞 だけです。fact / news / idea / opinion / hope などが代表例。question・doubt の後ろは that ではなく whether を使います。
同格のthatが使えるのは 「中身」を持てる名詞 だけです。fact / news / idea / opinion / hope などが代表例。question・doubt の後ろは that ではなく whether を使います。
▶ 同格のthatをとる代表的な名詞を見る
| 名詞 | 意味 |
|---|---|
fact | 事実 |
news | 知らせ・ニュース |
idea | 考え |
opinion | 意見 |
belief | 信念 |
hope | 希望 |
rumor | うわさ |
possibility | 可能性 |
chance | 見込み |
feeling | 気持ち・予感 |
evidence | 証拠 |
question / doubt | 疑問・疑い(thatではなくwhetherを使う) |
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| I heard the news " that " he won the prize. | 私は彼が賞を取ったという知らせを聞きました。 |
| The fact " that " she is honest is well known. | 彼女が正直だという事実はよく知られています。 |
| There is a possibility " that " it will rain tomorrow. | 明日雨が降るという可能性があります。 |
| I had no idea " that " he was sick. | 彼が病気だということを全く知りませんでした。 |
| The rumor " that " he will quit is not true. | 彼がやめるといううわさは本当ではありません。 |
| She expressed her opinion " that " the plan should be changed. | 彼女はその計画は変えるべきだという意見を述べました。 |
| I have a feeling " that " something good will happen. | 何か良いことが起こるという予感がします。 |
| The question " whether " he will come is important. | 彼が来るかどうかという疑問は重要です。 |
3同格のof(A of B = BというA)
▼
of の前と後ろが「=」なら同格のof!後ろには名詞や動名詞(~ing)がきます。「BというA」と訳すときれいにハマります。
the city(都市)
=
Kyoto(京都)
→ the city of Kyoto(京都という都市)
POINT
「テーブルの脚(the leg of the table)」のような 所有・所属のof と区別しましょう。前後を「=」で結んで意味が通れば同格、通らなければ所有です。
「テーブルの脚(the leg of the table)」のような 所有・所属のof と区別しましょう。前後を「=」で結んで意味が通れば同格、通らなければ所有です。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| the city " of " Kyoto | 京都という都市 |
| the problem " of " air pollution | 大気汚染という問題 |
| He has the habit " of " getting up early. | 彼は早起きするという習慣があります。 |
| I like the idea " of " studying abroad. | 私は留学するという考えが好きです。 |
| He started playing the piano at the age " of " five. | 彼は5歳という年齢でピアノを始めました。 |
| the leg " of " the table(所有のof:脚 = テーブル ではない) | テーブルの脚 |
4同格のコンマ(, ~ ,)
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名詞の後ろにコンマで説明をはさむだけ!はさんだ部分を取りはずしても、文はそのまま成り立ちます。
Mr. Brown is from Canada.
→
コンマで説明を追加
→
Mr. Brown, our English teacher, is from Canada.
POINT
文の途中にはさむときは 前後の両方にコンマ が必要です。文末に置くときは前のコンマだけでOK。ただし my friend Ken のように短い語を続けるときは コンマを使いません。
文の途中にはさむときは 前後の両方にコンマ が必要です。文末に置くときは前のコンマだけでOK。ただし my friend Ken のように短い語を続けるときは コンマを使いません。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| Mr. Brown" , our English teacher, " is from Canada. | 私たちの英語の先生であるブラウン先生はカナダ出身です。 |
| Tokyo" , the capital of Japan, " is a very big city. | 日本の首都である東京はとても大きな都市です。 |
| I met Ms. Sato" , a famous writer ". | 私は有名な作家である佐藤さんに会いました。 |
| Kenta" , my best friend, " lives in Osaka. | 私の親友であるケンタは大阪に住んでいます。 |
| My friend " Ken " plays soccer.(短いのでコンマなし) | 私の友達のケンはサッカーをします。 |
5同格のthat と 関係代名詞のthat の見分け方
▼
thatの「後ろ」だけを見れば一発で分かる!完全な文なら同格、どこかが欠けていれば関係代名詞です。
the news that he passed the exam
→
SVOがそろう=完全
→
同格のthat
the news that he told me
→
toldの目的語がない
→
関係代名詞のthat
POINT
同格のthatは接続詞なので 省略できません。一方、目的格の関係代名詞thatは 省略できます(the news he told me)。省略できるかどうかも見分けるヒントになります。
同格のthatは接続詞なので 省略できません。一方、目的格の関係代名詞thatは 省略できます(the news he told me)。省略できるかどうかも見分けるヒントになります。
| 英語 | 日本語 |
|---|---|
| the news that he passed the exam (→ " 同格 ":後ろが完全な文) | 彼が試験に合格したという知らせ |
| the news that he told me (→ " 関係代名詞 ":toldの目的語が欠けている) | 彼が私に話した知らせ |
| the fact that everyone knows (→ " 関係代名詞 ":knowsの目的語が欠けている) | みんなが知っている事実 |
| the fact that everyone knows the truth (→ " 同格 ":後ろが完全な文) | みんなが真実を知っているという事実 |
| the idea that came to me (→ " 関係代名詞 ":cameの主語が欠けている) | 私に浮かんだ考え |
同格の よくある質問(FAQ)
同格のthatは省略できますか?
原則として省略できません。同格のthatは「~という」という内容を後ろにつなぐ接続詞なので、省くと名詞と文がつながらなくなります。関係代名詞のthat(目的格)は省略できるので、この点も見分けるヒントになります。
同格のthatと関係代名詞のthatはどう見分けますか?
thatの後ろを見ます。主語も目的語もそろった完全な文が続いていれば同格のthat、主語や目的語が欠けていれば関係代名詞のthatです。The news that he passed the exam は完全な文なので同格、The news that he told me は told の目的語が欠けているので関係代名詞です。
同格のthatはどんな名詞の後ろでも使えますか?
いいえ、「中身の内容」を持てる名詞に限られます。fact(事実)、news(知らせ)、idea(考え)、opinion(意見)、belief(信念)、hope(希望)、rumor(うわさ)、possibility(可能性)、feeling(気持ち)などが代表例です。なお question(疑問)や doubt(疑い)の後ろでは that ではなく whether が使われます。
the city of Kyoto の of と、the leg of the table の of は同じですか?
違います。the city of Kyoto は「都市=京都」で前後がイコールになる同格のofです。一方 the leg of the table は「テーブルの脚」で前後がイコールにならず、所属や所有を表すofです。前後を「=」で結んで意味が通るかどうかで見分けられます。
同格のコンマは省略できますか?
説明を付け足す同格のコンマは省略できません。コンマがないと前後の名詞がひとつのかたまりとして読まれてしまいます。ただし my friend Ken(友達のケン)のように短い語をすぐ後ろに続けて一体で読む場合は、コンマを使いません。
参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領