英文法:助動詞の慣用表現

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助動詞の慣用表現の解説動画

助動詞の慣用表現(had better・would rather・may well・may as well)は、助動詞のような意味を持つ決まり文句です。いずれもあとに動詞の原形が続きます。

14つの慣用表現の全体像

💡
4つとも「助動詞のような意味を持つ決まり文句(イディオム)」!had better・would rather・may well・may as well は、いずれもあとに動詞の原形が続きます。まずは意味とニュアンスの違いをつかみましょう。
表現意味あとの形
had better〜したほうがよい(強い忠告・警告)動詞の原形
would rather(どちらかといえば)むしろ〜したい動詞の原形
may wellたぶん〜だろう/〜するのももっともだ動詞の原形
may as well(どうせなら)〜したほうがよい動詞の原形
POINT
4つとも 助動詞+α の形で、あとには 動詞の原形 が来ます。maymight に置きかえても使えます(may/might well、may/might as well)。

2had better(〜したほうがよい・警告)

⚠️
had better は「しないとまずいよ」という強めの忠告!単なるアドバイスの should より強く、警告・切迫したニュアンスがあります。否定は not の位置に注意しましょう。
You had better go.
not は better の後ろ
You had better not go.
POINT
否定は had better not(×had not better)。You'd better のように 'd better と短縮できます。強い警告に響くため、目上の人には使わないほうが無難です。
英語日本語
You "
had better
" see a doctor.
あなたは医者に診てもらったほうがよい。
"
You'd better
" hurry.
急いだほうがよい。
You "
had better not
" be late.
遅れないほうがよい。
We "
had better
" leave now.
私たちはもう出発したほうがよい。
You "
had better not
" tell a lie.
うそをつかないほうがよい。

3would rather(むしろ〜したい)

🙋
would rather は「どちらかといえば〜したい」という好み!「would rather A than B」で「BよりむしろAしたい」。A・B はどちらも動詞の原形です。
would rather
stay home(A)
than
go out(B)

→ I would rather stay home than go out.(出かけるより家にいたい。)

POINT
あとは 動詞の原形。否定は would rather notI'd rather のように 'd rather と短縮できます。
英語日本語
I "
would rather
" stay home.
私はむしろ家にいたい。
"
I'd rather
" walk than take a bus.
私はバスに乗るより歩きたい。
I "
would rather not
" go out today.
今日はむしろ出かけたくない。
She "
would rather
" read a book than watch TV.
彼女はテレビを見るより本を読みたい。
I "
would rather
" have coffee.
私はむしろコーヒーがいい。

4may well(〜するのももっともだ・たぶん〜だろう)

🤔
may well は「十分あり得る/それも当然」!「たぶん〜だろう(高い可能性)」と「〜するのももっともだ(十分な理由がある)」の2つの意味があります。
may well + 原形
たぶん〜だろう/〜するのももっともだ
POINT
maymight に置きかえ可(might well)。文脈で「高い可能性」か「もっともだ」かを判断します。あとは 動詞の原形
英語日本語
He "
may well
" be right.
彼はたぶん正しいだろう。
She "
may well
" be angry.
彼女が怒るのももっともだ。
You "
may well
" ask.
あなたがそう尋ねるのももっともだ。
It "
may well
" rain tomorrow.
明日はたぶん雨だろう。
He "
may well
" succeed.
彼はたぶん成功するだろう。

5may as well(〜したほうがよい・どうせなら)

🆗
may as well は「どうせなら〜したほうがよい」!他に良い選択がないとき・断る理由がないときに使います。may well とまぎらわしいので注意しましょう。
may as well + 原形
(どうせなら)〜したほうがよい
POINT
maymight に置きかえ可(might as well)。may as well A as B で「BするくらいならAしたほうがまし」という比較の意味にもなります。あとは 動詞の原形
英語日本語
We "
may as well
" begin now.
どうせなら今始めたほうがよい。
It's raining, so we "
may as well
" stay home.
雨だから、家にいたほうがよい。
You "
may as well
" go now.
もう行ったほうがよい。
We "
might as well
" walk.
(どうせなら)歩いたほうがよい。
You "
may as well
" throw your money away "
as
" lend it to him.
彼にお金を貸すくらいなら、捨てたほうがましだ。

助動詞の慣用表現 よくある質問(FAQ)

had better と should はどう違いますか?

had better の方が意味が強く、「しないと困ったことになる」という警告や切迫した状況で使います。should は一般的な助言で、had better よりやわらかい表現です。

had better の否定形は「had not better」でよいですか?

いいえ。正しくは had better not です。not は better の後ろに置きます(例:You had better not go.)。

would rather のあとの動詞は原形ですか?

はい、動詞の原形が続きます。「would rather A than B(BよりむしろA)」の A・B もどちらも原形です。否定は would rather not で表します。

may well と may as well はどう違いますか?

may well は「たぶん〜だろう/〜するのももっともだ」と可能性や妥当性を表します。may as well は「(どうせなら)〜したほうがよい」と、他に良い選択がないときに使います。

had better は目上の人に使ってもいいですか?

避けたほうが無難です。had better は命令や脅しのように聞こえることがあるため、目上の人には should やより丁寧な言い方を使うほうがよいでしょう。

参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領

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